骨董の世界は コレクターの世界でもあります。
コレクターは その道一筋。どんどん掘り下げて どんどん知識を深めて それが 生き甲斐に なっています。
そのために 働き、そのために 一喜一憂し、そのために貯え そのために 時間を割きます。
どんな 便利の悪いお店にも 出かけていきます。
私どもは大阪ですが 沖縄から 関東までのかたが 来て下さる。
関東から北の方々は 東京周辺で 充分なのでしょうね。
たいがいは 男性です。そして 奥様は たいがい怒っているか諦めているか。
コレクター暦が長い人の 悩みは 置くところが無いことです。
そこまで行くと、骨董業界でも 有名人になっています。
熟練コレクターの方は、骨董屋さんより 一筋なので、そのものについては とても詳しく かえって いろいろ教えてもらったりする位です。
ただ、上面を 知ったつもりで プロに講釈して この人 あんまり知らないな、と、思われるひとも 少なくありません。一つの物を 十年かかわって いっぱい本を読み、人に聞き、品物をさわり、失敗もして、良い物をみて 悪い物も見て 偽物も見て 賢いコレクターになってくだい。
もちろん、 家族も大切に。
