いよいよ 上海万博開幕です。
上海や北京、香港といった中国のお客さんとの仕事も増えてきました。
北京五輪から上海万博まで 中国は今ありし頃の日本を思わせる勢いです。
さらに その国土は日本の何十倍。その人口も10倍以上。
田中角栄の高度成長期の日本の勢いを持って、その上
そのエネルギーは 日本の10倍以上とあっては 世界中が
目を離すわけにはいけません。
骨董を求める中国人の富裕層のレベルも大陸並です。
ですが 貧富の格差や、公害、贈収賄が生きる知恵として考えられているなど
問題点も ありし頃の日本と同じです。
ここから 20年経った頃 日本のように 経済が弾けない様に
政治が 金銭に溺れない様に 切に願います。
昔 アメリカの色々な問題や ウォール街や ニューヨークの
金銭至上主義なムードが 人々の生活に狂いを生んでゆく様子に
日本がアメリカに追いつけ追い越せとしてゆくことに
どうして 同じ事をすれば 同じような未来が来ることに
気付きながら どんどん そうなってゆくのだろうと 不思議でした。
日本の後は 韓国が そう見えました。
右肩上がりは 永遠に上がり続けると 何故錯覚するのでしょうか?
もしそうなら 天まで届いてしまうでしょう。
上海万博は 大阪万博が日本人の誇りであったように
きっと 中国の人たちにも誇りとなるでしょう。成功して欲しいです。