古美術廣田「骨董日和」

骨董品・古美術の買取|古美術廣田のブログです。

一日一日

私が10歳の時、東京オリンピックでした。

カラーテレビが、一般人の家庭にやってきたのです。

そして、16歳の時大阪万博がありました。

楽しいニュースです。

ですが、それよりも、

アメリカの9/11同時テロと

阪神淡路大震災の高速道路の崩落、

東日本大震災津波は、怖れをもって、

リアルタイムで、息をのみながらTV画面を見ていました。

今年のオーストラリアの山火事もそうです。

地球が 悲鳴を上げています。

50年以上生きていると、大きな出来事に遭遇してきましたが、

だからかな、

私は、毎朝 昨日も南海トラフ地震は来なかったな。と、

奇跡を感じます。

 

ご趣味は?

私は、父の介護の最中から、ホットヨガに通い始めました。

土日は、仕事が休みなので

一日中顔を合わせていなくてはなりません。

余計なことを言ったりついしてしまうので

ストレス発散もできそうで、思い切って会員になりました。

案外、自分に合っていて 

雨の日も風の日も 休まず行ってます。

これで、人に「趣味は?」と聞かれたら

「ちょっと ヨガを フフフ」と言えるようになりました。

滝のように汗をかくと、次の日はお肌がすべすべになります。

一日だけですけど。

体温が、37度くらいになります。2日くらいですけど。

何か良いことがあるかと聞かれたら、

ヨガの間は、ヨガの事しか考えなくなるので

雑念が消えてしまうことです。

なんたって、私 雑念の塊ですから。

空っぽになって なりすぎて 大事なことまで忘れますけど。

フフフ。

 

 

 

健康診断

私は、病気になって、苦しくて痛くて

どうにもならなくなって

病院に行ったらもう手遅れです。

手術はできません。とか言われるまで

なんとかして、健康診断には行きたくないのです。

いくつで、最後を迎えてもかまわないくらい

もうだいぶ生きてこれましたので

えらいことになるまで、放っておいて

それまで、のびのびと生きたいのです。

だのに、会社には次々と健康診断の知らせが

送られてきます。

この郵送費、印刷代、紙代もったいないのに。

と思うくらい届きます。

生き方の自由選択、死に方の自由選択

させてもらえないでしょうかねえ。

 

 

ニューフェイス

一人暮らしの弟が、ややこしい病気になりまして

飼っていた猫を預かることになりました。

先住猫は、フジタと言います。

ニューフェイスの猫は、アンズと言います。

約1か月かけてガラス越しから、対面させましたが、

フジタが強烈に怒って攻撃します。

何度か試しましたが、こりゃ無理じゃ。

そして、1階にアンズ。

2階にフジタの2重生活が続いています。

どちらの猫様も、隙あらば

2階へ行きたい。1階の部屋に入りたい。

どちらの猫様も、私が他方を相手にしていると

ニャーニャーと呼びに来ます。

これ、かなり面倒くさい。

これ、かなり効率悪い。

私は、家に帰るのが億劫です。

 

変化

昨年の11月から、お休みしていた骨董日和。

復活です。

父は、12月末になくなりました。

家族葬無宗教、一日葬で、コンパクトに、

静かに、ササッと終わりました。

なにせ、91歳にもなるとお知らせする友人が

すでに、いらっしゃいません。

親戚も、高齢で来られません。

本当に、子供達3人で済ませました。

考えてみれば、たった1年3ヶ月の

短い介護でした。

しかも、ほとんどは、訪問看護やヘルパーさんが

動いてくださったのです。

私の仕事は、ケアマネージャー、訪問看護士さん

訪問歯科医師さん、訪問診療のお医者さん

リハビリの先生たちとの 応対だけでした。

介護保険料に、ブツクサ言ってましたが

そのありがたみが、よ~~く分かった経験でした。

 

 

 

まもなくです

父は、弱ってきました。

食べていないのは 同じです。

飲まなくもなってきました。

体が栄養不良です。

それでも、意識はしっかりしていて

会話もできます。

周期的に脱水症状になり、

その時はもうダメかな、と思うのですが

点滴1本で 復活します。

そして、次の日には、点滴いらん。と断っています。

崖っぷちまで行っては、引き返してきますが

そのうち、足を滑らせてしまうのではないでしょうか。

お医者さんも看護士さんも、自然に逝かせましょうと

言ってますが、危ないとなると本人は 点滴してもらうといいます。

足の裏が壊死してきました。痛みが強く出てきたので

痛み止めを頼んでくれと言っています。

水分摂取が足りなくて、唾液がなくなり

食べられなくなり、飲みこめなくなり

痰も出ににくなり、末端への血流も無くなり

今に至ります。

 

自殺行為

父は 何も食べなくなって3か月ほどになります。

それを補うため、点滴を試みましたが、

とても嫌がり、お医者さんもあきらめました。

点滴を週3回から2回に、2回から1回にしても

嫌がりまして 嫌なことは何もしたくない様子です。

もちろん、お風呂にも入っていません。

それで、体が栄養失調の状態になったと思います。

とうとう、床づれができました。

顔を合わすたびに、何度も「足、痛い~」といいます。

横を向いたりさせても、

10分で、支えていたクッションを取っ払って

自分が楽だと思う体制に戻っています。

こうしたら、悪くなっていくよ。

こうしたら、良くなるかもよ。

何度も、これから先を考えてほしいと思うのですが

今この時を快適に過ごすことに徹しています。

足が痛いけれど、そこに薬を塗るのさえ痛いから

触ってもらいたくないといいます。

今夜も、何もいらんと言いました。

そして、作っても手も付けません。

本人曰く、食べる気がしないそうです。

ゆる~い自殺ですが、本人は死んでしまうとはちっとも

思っていません。すごいわ~。

どっから その自信湧いてくるのでしょうか。