古美術廣田「骨董日和」

骨董品・古美術の買取|古美術廣田のブログです。

夏から秋 骨董の季節

骨董品は 季節のものが ちゃんと あります。

夏には ガラスのものが よく似合う。 切子や、金魚鉢。

ですが 骨董屋さんは 夏は ゆっくり仕事をします。

暑さは 体力だけでなく 品物も 傷めます。

車の中に 置いたままには出来ないものが たくさんあります。

秋は 骨董が よく似合います。 9月9日 重陽節句は 菊の節句です。

今夜は 秋の夜のようで 虫が鳴き とても涼しい夜です。

お月見も もう直ぐです。今年の十五夜は 10月3日です。

こうした 日本の季節の移り変わりに 合わせて

掛け軸や 花瓶 食器の 柄を合わせて 変えて暮らすのも

ゆとりある心というものです。昔の人は 今の人より 清貧で

ゆっくり時間を つかって 豊かな心だったかもと よく思います。

これから 骨董祭が あちらこちらで 始まります。