古美術廣田「骨董日和」

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8月のシンフォニー 観ました。

映画です。アニメーションです。実在する 川嶋あい という歌手の物語。

高校生の時から 単身東京に 出てきて、学生服のままで

路上で 自分の作った歌を ピアノ伴奏をラジカセに入れて唄い始めます。

ライブ1000回目標。めげそうに なりますが、故郷のお母さんは、

続けて頑張るように 電話で 励ましつづけます。

泪なくしては 観れません。といわれ へっ! と思っていた私は

まんまと 泣かされてしまいました。人生の重さ。素直な歌声が、けなげで。

彼女は 何もかもなくしてゆくのですが、 その逆境の中で

確実に 貴重なものを 周りからも 自分の中からも貰って 生きていきます。

失くした物が あっても 必ず その裏側に 得るものがある。

この映画の中の 私の 気に入りは

「人生 長く生きても たかだか 50年から100年足らず。」

という台詞です。