古美術廣田「骨董日和」

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アンティーク時計

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アンティークの 扱いに 時計があります。

腕時計、置時計、柱時計、目覚まし時計、掛け時計 などなど。

ところが 携帯電話で時間が直ぐ見れるようになったからでしょうか、

テレビをつけると 時間がいつも表示されるからでしょうか

昭和の中ごろまで 生活の中であった柱時計は 電池で動く

デジタル時計に替わり 姿を消してゆきます。

それと あいまって アンティークの時計も 求める人が

どんどん減ってきました。それを、懐かしいものとして 想う人の

年齢が 高齢になってしまったことが 大きいと思います。

ゼンマイを ギリギリと巻き カッチカッチとふりこが揺れ

ボーンボーンと 時を打つ。 生活の中に 染み付いていた音。

家族が その時計の下で 年を重ね 子供達が 大きくなっていきました。

昔の 時計には 重厚な年月を刻んだ威厳のような趣があります。