廣田の家は戦後焼け出され材木町から黒土町に移り
代々の八百屋をしておりました。
その真ん前にお寺があり、お地蔵さんが5体並んだ祠があります。
その隣には お稲荷さんの祠も。
そんなわけで 先々代から この二つの講に入っています。
今同居の長男も秋には結婚して独立します。
廣田の人間はこれから私だけ。
お地蔵さんには、毎月23日に熱いお茶を、
お稲荷さんには毎月1日にいなりずしをお供えして、
3年に1回のお当番の年には、地蔵盆を取り仕切ります。
また、お稲荷さんも3年に1度 二の午の日にのぼりを立てて
一日お祭りをします。年寄りさながらの感があります。
今年は、それぞれの家の2代目に世代交代が行われ、
60代に 引き継がれました。
「本格的年寄実行委員」に 任命された気がします。