古美術廣田「骨董日和」

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玄米スープ

夫は 大腸癌で 肝臓転移して 亡くなりました。

もう丸5年になります。

退院後は 流動食を 作ってくださいと言うので

玄米スープを 作っていました。

玄米を ほうろくで 30分くらい炒って

それを だし昆布と一緒に ことこと おかゆにして

それから昆布をとりだし  裏ごします。

薄い塩味と 梅干を少し入れて いただきます。

何も 喉を通らなくなった重病の方にも

少しづつでも 流し込むように 続けると

体力がよみがえるほど 玄米のパワーは甚大です。

命のスープと言われる 所以です。

玄米ご飯は 良く噛んで食べないと

胃に負担なこともありますが

お年寄りが 病気をしたときや

風邪で 弱ったりした時は 玄米スープを

お勧めします。

主人は それでも 癌のほうが 勢い強く

転移後 6か月で亡くなってしまいました。

ちょっと 間に合いませんでした。

それに もっと美味しいものを 食べたがりました。

余命半年と言われてましたので 根負けして

最後の2か月は なんでも 欲しいものを

食べてもらいました。

私としては とても 残念な 決断でしたけど。