キリギリスの願い

自由奔放に生きているように見える人

型破りな人生。

自分に正直に人の目を気にせず進む人生。

うまくいけば やっかまれ、

失敗すれば 「それ見たことか」と言われ

それでもなお 貧乏くじを引きながら

そうしかできない人達が

私の周りには、たくさんいる。

かたや、お利巧そうに振舞って

TVやネットから得た情報に

世間の多数決に

従順で素直な人たち。

えてして、その人たちは

人をジャッジする。

ほめたり、批判したり、時には

糾弾したり。

そして、世間そのものになってゆく。

そして、そこそこうまく人生を

過ごしてゆく。

まるで、アリとキリギリスのようだなと思う。

私は、この歳になると、キリギリスでありたいと

切に思う、

90歳になった父も、キリギリスを望んでいる。

だから、私は

牛乳だけ飲んで、何も食べずに同じ座椅子に

一日中座って過ごし、ここで最後まで過ごしたい

という父の願いを叶えてやれないものかと

言葉を換えれば、見殺しかも知れない事を

妄想してやまないのです。