古美術廣田「骨董日和」

骨董品・古美術の買取|古美術廣田のブログです。

柄珈琲店

古美術 廣田は その前身はガラバザールと言いました。

珈琲専門店から 腕時計やライター、万年筆と

本来主人の好みであるブリキ玩具などを主力として

骨董屋を始めました。

珈琲店は 柄珈琲店という 屋号でした。

柄とは 柄じゃないよの柄です。

主人の『柄』 が溢れる店でした。

音楽から 店構えから メニューから コーヒー豆から

こだわりにこだわった店でした。

骨董屋を主流としてからは コーヒー屋は

サロンといったかんじで 営業していました。

創業から30年、主人がなくなるまで続けました。

そこには さまざまな個性の強い人々が

お客さんとして 現れてそして 今でも

柄珈琲店を 青春の1ページとして

愛してくれています。8割が男性です。

音楽の影響は大きく ミュージシャンやレコード屋さんやが

たくさん来ていました。

また、男性のファションでも 影響を与え

アパレル関係の お店をもったり働いたりする人も

たくさん 集まりました。バブルの頃には

店の周辺には BM,アウディ、ベンツ、チェロキー、

ビートル、ミニ、と馬鹿みたいに 並んでいて

私は 内心ご近所に恥ずかしかったです。

そんな中 おつかれ~っと 帰る私は

ケビン(ケビンコスナーから拝借して名づけました)という

白の軽トラのドアを ばぁん!!と閉めて

ミッションも滑らかに 走り去っていきました。

やっぱ 軽トラかろやか~ってね。