古美術廣田「骨董日和」

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めがね

次男を出産してから 眼の疲れがひどくなり

めがねを かけるようになりました。

ボーとした顔が 賢そうにみえるので嬉しかった。

ある日歩道を よそ見をして歩いていて

しかも 割りとさっそうとあるいていて

何かにガーーーーンと ぶつかってこられて

私は 弾き飛ばされたのです。

めがねの柄が 折れました。痛い。くらくら。

「だれっ!!」と 怒りと共に振り返ると

それは 凛として建つ電信柱でした。

えっ? 自滅? めがねがぁ・・・

それからも メガネの受難は続きます。

帰りの遅い主人を 驚かそうと

布団に人が寝ているようにして

持っていたフランケンシュタインのゴム製のかぶりものを

タオルをつめて寝かせ リアルに見えるように

メガネをかけて 消灯して待っていたのです。

ワクワク。

ところが 私は不覚にも眠ってしまいました。

朝 起きると主人は 横ですやすや。

あれ?フランケンは?

フランケンは 部屋の隅に 投げつけられ

メガネの柄が 折れてしまっていました。

本当に とても上手くいって 主人は

仰天し あまりに驚いて 怒りにまかせて

フランケンの頭をメガネごと壁に投げつけたのでした。

大成功のドッキリを 見たかった、けれど

眠っていたので 恐ろしい怒りに触れずにすんだのかも。

そうして 2つ目のメガネも 壊れたのでした。

ガックリ・・・・